教養英語「コミュニケーション」を何と略すか -コミュ?コミケ?-


はじめに

 広島大学の教養英語科目は「コミュニケーションIA」「コミュニケーションIIB」といったように、授業名のはじめに「コミュニケーション」という言葉がつけられている。理学部ではこれを省略して「コミケ」と呼ぶことが多いのだが、他の学部の学生は「コミュ」と呼ぶことが多いらしい。理学部以外に「コミケ」と呼ぶ学部があるのか無いのか、調べてみた。

調査

○学部・入学年度ごとに「コミュと略す」「コミケと略す」「その他」のいずれかを調査した
○文書研会員の知り合いへの聞き取り調査、ゆかたまつり(2013年)でのシールアンケートにより調査を行った
○調査対象は平成14年度入学生~平成25年度入学生 (「新旧対応表」から、教養英語が「コミュニケーション○○」となったのは平成14年であることがわかる)

結果

○全体的にみると「コミュ」と略す人が大勢を占めるが、理学部では「コミケ」が多い。
○理学部でも、最近は「コミュ」と呼ぶ人が増えてきている?(回答数が少ないのではっきりとは言えない)
○平成14~16年度入学生を見てみると、「略さない」人が多い?(回答数が少ないのではっきりとは言えない)

回答者数

知り合いへの調査…23人
ゆかたまつりシールアンケートの回答者…211人

あとがき

○ゆかたまつりのシールアンケートでは、多くの回答を得ることができてよかった
○理学部と生物生産学部は合同でコミュニケーションの授業を行うため、この2つの学部が「コミケ」と呼んでいるのかと思ったが、そうではなかった
○なぜ理学部だけで「コミケ」が長年使われているのか気になる(オリキャンの影響でしょうか?)
○理学部でも最近は「コミュ」と呼んでいる人が多いことに驚いた
○今後理学部ではどのような変化が起こっていくのか、5年後くらいにまた調査してみてほしい
○東千田キャンパスの学生が何と呼んでいるか気になる

2013年7月7日公開



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