第二回学長知名度調査結果

2015年7月12日 第20回広島大学ゆかたまつり実施

≪調査の目的≫

 平成27年度より、浅原利正氏に代わって越智光夫氏が広島大学学長に就任した。ゆかたまつりが開催された就任初年度の年度初めから4か月目という段階で、「越智光夫学長」が学生らにどれだけ浸透しているかを調べることを目的とした。
 また、2013年6月30日に開催された第18回ゆかたまつりにおいて、当会では 『学長の知名度 -浅原学長vs初代学長-』という企画を行っており、これと比較したうえで、現学長の知名度はどうかという調査も目的の一つに挙げられる。

≪概要≫

5×5のマスに書かれた25肢から正答の肢(「越智光夫」)を選択し、丸をつける形式で実施。
設問の文章は「以下の選択肢の中から、現在(2015年7月12日現在)の広島大学学長の名前を選んでください(1名)」とした。

選択できる肢は以下の通り(掲載順も、質問用紙に記載した通りとした)。

越智貢藏田光雄浅井樹松井一實森戸辰男
原田義雄浅原利正落合光司竹村信治濱田純一
浅原光男濱田貢藏田義雄越智光夫浅原正道
越智道大古賀一博松井利正原田耕三日浦毅
藏田利正原田康夫浅原敏史森戸光夫越智大祐


図1.[アンケート用紙]

≪調査の結果≫

有効回答数は183。
うち、

正当の解である「越智光夫」を選択できたのは49人。
正答率は26.7%。

主な誤答として、

などが挙げられる。

全回答は、以下の通り。

1越智光夫49人
2浅原利正19人
3越智貢16人
4藏田義雄10人
4古賀一博10人
4越智道大10人
7落合光司8人
8浅原光男6人
8濱田貢6人
10松井一實5人
10藏田光雄5人
10松井利正5人
10原田康夫5人
14濱田純一4人
14竹村信治4人
14越智大祐4人
17浅井樹3人
17浅原正道3人
17藏田利正3人
17浅原敏史3人
21森戸辰男2人
21原田義雄2人
23原田耕三1人
24日浦毅0人
24森戸光夫0人
以上

≪調査のまとめ≫

 本調査の実施以前では、越智学長は就任から3か月しか経過しておらず、通常の学生生活では学長の名前など入学式・卒業式の時にしか目にしないであろうこと、また、越智学長は学長就任以前は大学院医歯薬学総合研究科の教授であり、ゆかたまつりの開催会場である東広島キャンパスの学生には馴染みがないであろうことから、知名度は低く出るのではないかと予想した。

 学長を8年務めた前任の浅原氏の方を選ぶ回答者の方が多くなるのではないかとの予想もあった。

 実際の回答を見ると、最多回答は越智現学長の49人であり、全回答者の四分の一以上が正答している。前学長の浅原氏を選ぶ回答も多かったが、それでも越智氏を選んだ数は浅原氏を選んだ数の約2.5倍に上っており、きちんと学長名を認識している層からは認知されていると読み取れる。

 正当数が浅原前学長への回答数を上回った理由として、ゆかたまつりは総合科学部周辺のみにて行われ、参加者のメイン層として新一年生が挙げられることから、入学式等でその名に触れ、また他の肢にある名前が記憶になかった(そもそも知らない)パターンが多いのではないかと推測する。また、 HU-style 41号 の表紙に越智学長の名前が大書されていたり、ポータルサイト『もみじ』への掲示として「学長メッセージ」を頻繁に出すなどの広報活動もこの結果となった理由の一つだと思われる。

 本調査では、2013年実施の学長知名度調査と異なり、回答者に学長名を書いてもらう方式ではなく、肢から選択する方式とした点が、正答率の高まった要因かもしれない。

 また、名字が「越智」である肢への回答数を合計すると79人(約43%)となり、フルネームはともかく「越智学長」としては認識している者は多いのではないかと思われる(2013年調査だと、フルネーム一致+名字一致の合算で約36%)。

なお、正当の解以外の肢について、紛らわしい肢として実在人物の名前を使用させていただいた箇所がある。 偽の肢については以下の通り(敬称略)。


図2.[2015/11/8に大学祭で掲示した学長知名度調査結果のポスター画像]

(了)

ゆかた・大学祭展示へ

このページのトップへ

メインページへ