我々大学生は通学時に主にバスや自転車を利用しています。特に自転車はお金もかからず手軽な交通手段として普及しています。しかし自転車はバスに比べて遅く,信号で止まるとさらに時間をとることになります。
そこで自転車を利用するときに「信号を通過せずに移動できる」=「止まらずに移動できる」経路を調べました。また調査する経路については、「広島大学中央図書館前駐輪場」~「JR西条駅横立体駐輪場」に設定します。
Google Mapsと実際の道を見て経路図を作成します。始めに自転車で通行する場所と自転車で通行しない場所について、安全性や交通規則などから以下のように決めます。
自転車で通行する場所 | 自転車で通行しない場所 |
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※難しく書いていますが信号のある横断歩道(交差点)と幅が広い所は通らないということです。
上の条件から一車線同士の交差点は無視できるので、自転車で通行しない場所でおおまかに地図を区切り、できた場所の境界に通行する所があるかどうか調べます。
経路図の作成手順
経路図について、隣り合うある点同士が結ばれていればその境界が自転車で通行できるということです。よって経路図のなかの2点がつながっていればその点がある場所からもう一つの点の場所に行く道があるということです。
「広島大学中央図書館前駐輪場」の場所は「5」、JR西条駅横立体駐輪場は「37」の場所にありますがこの2つはつながっているので行く道があるということになります。
しかしできるだけ近い道で行きたいので最短経路を探すと5→12→15→22→20→43→42→41→37となることがわかります。(Java(プログラミング言語)で計算しました)
この経路を実際に自転車で移動してみました。(図3)
広大中央図書館前-信号なしルート→西条駅 36分38秒
ブールバール経由の場合
西条駅-ブールバール→広大中央図書館前 25分13秒(内信号待ち4分12秒)
実際に信号を一度も通過することなく広大から西条駅まで行くことが出来ましたが、信号を避け細い道を通ることによって遠回りになったため、信号なしルートのほうが遅いと言う結果になってしまいました。
また経路図(図2)でつながっている所はどこでも自転車で信号を一度も通過することなく行くことが出来ます。